2014年10月17日 トーマス・ツェートマイヤー の パガニーニ:24のカプリース at トッパンホール ☆→★★★

kokotonPAPAご贔屓のヴァイオリニスト Thomas Zehetmair (vn) が得意とするパガニーニの「24のカプリース」を飯田橋のトッパンホールへ聴きに行って来ました。

20141017ThomasZehetmair01.jpg

事前のツェートマイアーのCD聴き比べで その特徴は明瞭、 期待度満点のコンサートでしたが さて。
20141017ThomasZehetmair02.jpg

結果は三人のツェートマイヤーがいました。休憩前、休憩後、そしてラスト24曲目からアンコールのツェートマイヤーです。
★★★は最後のツェートマイヤーですね。24のカプリースなら★☆でしかありません。
始めの1〜12曲目までは、まるでやる気の無い様な演奏でした。切れ味はなく、ヴァイオリンも全然鳴っていませんでした。かろうじて、4曲目 11曲目が聴けたくらい。
休憩後は明らかに音が鳴り始めました。しかし、ツェートマイヤーのカプリースではありませんね。前半に続き、身体の動きも不自然。膝を曲げて少し腰を落としたポーズのままで、感情が動きに現れていめせん。
一気に変わったのがラスト24曲目のクワジ・プレストですね。前の曲からアタッカで繋がり、切れ味と表現力抜群の演奏。この曲だけがCDを上回ったでしょう。そしてアンコール3曲の内、現代音楽二曲ツィンマーマンとイザイが素晴らしく特にイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは見事でしたね。表情豊かな演奏で音量 音色ともに最高でした。もちろん拍手もこの曲が一番でした。

ツェートマイヤーは本当に今回「24のカプリース」をやりたかったのでしょうか。
全くやる気を見せなかった演奏に対して、アンコールは拍手が切れる前に三回も出て来ました。どうみても当初からの計画通りの感じです。出来も全く違いましたし、ヴァイオリンの鳴りだけでなく全身での表現も明らかに差がありました。
20141017ThomasZehetmair03.jpg

映画の影響で弾かされた、何て勝手に思ったのはひねくれた私だけ?
単にウォームアップ不足かテンション不足だけだったのでしょうか。それとも、始めは緩やかに最後に仕上げるという新しいアプローチ?(それはないでしょ)
次の機会は、イザイの無伴奏の全曲を是非聴きたいですね。

ちなみに本公演は11月25日にNHKのクラシック倶楽部で放送されますね。ただ一時間番組なので、どう編集されるのか…な?


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kokotonPAPA

Author:kokotonPAPA


ものずき、おっさん じいさん、わがままきまま、すきほうだい、しななきゃなおらない.

 kokotonPAPAのブログ  ホームページtop  メールtop



1.このblogで言う現代音楽
2.マーラー交響曲第5番 160CD
 (名盤・珍盤 聴き比べ)

カテゴリ
個人的お奨め度*
★   こんなもん?
★★  悪くないね
★★★ 最高です!
☆   +0.5
お友達ブログ
kokotonPAPAカウンター
unique-access