ゲルギエフ、マツーエフ(pf) のプロコフィエフ : ピアノ協奏曲 第3番 | 交響曲 第5番 を聴く

セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Sergeevich Prokofiev、1891/4/23 - 1953/3/5)のPiano Concerto No.3 | Symphony No.5 と並ぶと、ついつい聴きたくなりますよね。好きなピアノコンチェルトと協奏曲の組合せです。

マツーエフ(Denis Matsuev)のピアノは、ゲルギエフ(Valery Gergiev)とのセットのイメージが強いくらいであまり記憶に残る音がありません。このプロコフエフのピアノ協奏曲 第3番でも、楽曲の持つ強烈さを上回る様な印象は残りませんでした。楽曲の素晴らしさをpfのくどさで殺す事なく最大限に引き出す、という風に感じましたね。個々で聴けば迫力・超絶技巧を感じられますが、全体としては"魅せつける"ヴィルトゥオーゾ系の演奏ではないと思います。
ゲルギエフの意図かもしれませんが。オケも重厚さよりも見通しとスピード感。今回はLSOではなくマリインスキー劇場管弦楽団というのも良かったかもしれませんね。
先日アップしたラン・ラン/ラトルBPOよりも、こちらの方がクールです。この曲のマスターピースと言っても良いアルゲリッチ盤とはイメージの違う演奏ですね。いずれにしても素晴らしい楽曲です。

プロコフィエフの交響曲第5番は、このセットで2年前にNHKホールのコンサートで聴いています。
その時の印象と比べると、第一楽章はこちらの方がディナーミクが効いてゲルギエフらしい迫力と繊細さのバランスが良いですね。第二楽章は速めで、スピード感とドライブ感の良い演奏でコンサートの印象と近い様です。アゴーギクを使い緩急を付けてメリハリも良い楽章です。第三楽章アダージョは主たる緩徐パートがややもっさりで切れ味がなく、で コンサートの方が良かった様ですね。第四楽章は総括的に主題が並びますが、フラット気味。もう少し出し入れがあっても良い気がします。ラスト1分半から盛り上げて、コーダはコンサート様なアッチェレランドは使わずにトゥッティで締められます。
なんとなく、第三四楽章はコンサートの方が良かった様な感じです。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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