クレーメル/クレメラータ・バルティカ で聴く Mieczyslaw Weinberg

ミェチスワフ・ヴァインベルク(Mieczyslaw Weinberg, 1919/12/8 - 1996/2/26)はユダヤ系ポーランド人の現代音楽家ですね。活動はソ連・ロシアになります。ナチスのポーランド侵攻でソ連に逃れてショスタコーヴィチとの親交が強いと言われています。

もっとも、このアルバムに惹かれたのはクレーメル(Gidon Kremer)と Kremerata Balticaのニューアルバムだからですね。生のコンサートでもいつも最高の演奏を聴かせてくれます。好きなヴァイオリニストと言えば、クレーメル、ツェートマイア(Thomas Zehetmair)、ヘレスタール(Peter Herresthal)、ですからw
でも買ってから半年くらい経ってしまいましたかね。ワインベルクというのが... ^^;

個々の楽曲に付いて一つ一つ触れる必要は無いでしょう。先鋭的なクレーメルのvnはいつもながらの素らしさですし、クレメラータ・バルティカの一体感の強い演奏も十分に楽しめます。
一つだけ言うとすれば、やはり一曲目の 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番(Sonata No.3 Op.126) でしょうか。この曲だけ一楽章で22分強の楽曲です。無伴奏でクレーメルのヴァイオリンの素晴らしさを堪能出来ます。(以外はクレメラータ・バルティカとの演奏です)
個人的にはもう少し、細く冷たい音色の演奏が好きですが、それはヴァインベルクの楽曲によるのでしょう。この曲が強音パートを中心に構成されているから、その様な展開になると思われます。
その他の楽曲も調性感は薄く良いのですが、新古典主義とかショスタコーヴィチの影響が強いとか言われます、楽風は今ひとつ明解さがありません。一番楽しいのは交響曲第10番、弦楽奏版で前出の無伴奏ヴァイオリン曲に類似していますが、こちらの方が音の出し入れが強いです。ライヴで聴ければとても盛上がりそうな楽曲ですね。
古典調性・和声に無い事だけは勿論はっきりしているのですが、個人的に今ひとつです。
以前、交響曲第6番を紹介していますね。

クレーメル/クレメラータ・バルティカは素晴らしいのですが、楽曲がやや好みではないかもしれません。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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