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ワーグナーの「ニーベルングの指環」を簡単に楽しく味わうなら この二枚:ダーリントンの管弦楽版とカラヤンのハイライト版


ワグナー(Wilhelm Richard Wagner, 1813-1883)の楽劇「ニーベルングの指環」を通しでDVDで見ると15時間くらいかかり、以前インプレしていますが実に疲れます。もちろん楽しいですが。
それをを簡単に、でも充実して楽しむ二つのアルバムですね。

 ① ジョナサン・ダーリントン指揮の管弦楽曲版
 ② カラヤンの全曲版からのハイライト版





ダーリントン/デュースブルク管の持ち味と合致するので、スケールの大きな演奏を楽しめます。このセットは個人的お薦めで、前回インプレに続いての紹介ですね。

Jonathan Darlington / Duisburger PO


特徴は声楽なしの管弦楽曲という事ですね。いくつかの編曲者版がありますが、このフリードマン・ドレスラー(Friedemann Dreßler)の管弦楽曲版 93'弱、CD2枚組です。それが短いのか長いのか、と言う事になるとヘンク・デ・ヴリーガー(Henk de Vlieger)版の60'に比べると聴き応えがあると思いますね。

内容的には、ラインゴールド13'はまだ良いとしてもジークフリートを12'と短くしているのが少々物足りない感じです。ワルキューレが27'はバランス良く、神々の黄昏が41'というのは長い感じですね。(Siegfried's Memory of Brunnhilde 辺りとかカットして、もう少し短くしてもいいような......)

ラインゴールドでは第一場と第四場、と言った様に単純にシーン割りをしている訳ではありません。でもヴォータンとブリュンヒルデの永遠の別れからローゲの炎のシーン、ラストのジークフリートの葬送行進曲からブリュンヒルデの自己犠牲などは その展開感が伝わり、思わずグッとくる感じがします。
ストーリーを知っていれば、楽曲名は独語・英語で書いてあるのですぐにイメージが掴めます。






CD1枚で気軽に楽しむにはカラヤン指揮/ベルリンフィル(BPO)でハイライト版を聴きます。こちらは声楽パートメインで、傑作の呼び声も高いかの全曲版からのハイライト集になります。

Herbert von Karajan / BPO


ここでもラインゴールドは第四場から抜粋で短め、ジークフリートは第二・三幕からでやや短め。そして神々の黄昏ワルキューレはバランス良くチョイスされて時間も多めですね。不自然に切れるパートがあるのは目を瞑りましょうw

なんと言っても歌手陣の豪華さも見逃せません。ストーリーさえわかっていれば、シーンが蘇りますね。国内廉価盤で、ストーリー展開から歌詞まで入っていますから、初めて手にするのにも良いですね。





この曲は歌無しではキツイといつも思っていましたが、組曲的構成で管弦楽版でも流れよく聴けました。もちろんカラヤン で歌唱パートを中心に置いて楽しむなら、いつでもシーンが浮かぶ楽しさが味わえます。
いずれにしても"指環"が気楽に楽しめるオススメの嬉しいアルバムです。

とは言え、いずれ全編15時間を出来れば映像付き(DVDやBD)で一度は楽しんでおきたいですよね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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