インバル/都響のマーラー第5番、コンサートとCDの違い、ワンポイント録音の効果はさて?

実際のコンサート (2013年1月20日 東京芸術劇場) での感じ方は、その時のブログ
『2013年1月20日 インバル=都響のマーラー第5番』
に書きました。随分と違います。
このライブとの感じ方の差が、コンサートと録音との違いになりますね。CDは演奏ではなく、マイク位置の録音データです。録音場所・機材・エンジニア・プロデューサー? 、と言った介在があります。
従って似て非なるものになります。意図を持って、ありえませんが、悪いバランスで悪演にする事は簡単に出来てしまいます。また、コンサートでの視覚的効果も忘れてはいけませんし、録音データ再生側も装置・環境・音量 という条件がありますね。
とは言え、全部コンサートで聴くのは非現実的、聴けたとしても一度きり。残念ですが、録音はそれはそれとして欠かせないと言う事ですね。それが一歩でも会場に近づけば、嬉しい事に違いありません。現に小さい頃に聴いたSP盤に比べたら格段の進歩に違いありませんから。

【CDインプレ】コンサートでの感じ方と比較するとかなり違います
インバル 都響 [EXTON] 2013-1/19,20,22
 重厚になり過ぎず適度なテンポで進む第一楽章の第一主題、第二主題も切り替わりでアップテンポを感じるものの通すと緩やかな流れです。出来過ぎの感が強く、弾けるものがないような。ややフラットなのかな。
第二楽章は一楽章第二主題に優雅さを加えた様な展開ですね。そもそも第一部として一体の楽章ですから、その意図通りの演奏でしょう。
第三楽章スケルツォは細かい音のパートとフルオケのバランスの良い演奏です。ここではアゴーギクを振って来るのですが、この展開はあまり好みではありませんね。第一部に比べて、構成を付けて変化を作り込んだ感じです。この楽章にインバルのマーラー5番の意図が現れている気がします。
アダージェットは例によってやや速めにして、ラストの山場を意識する程度であっさり系ですね。
アタッカで繋がる第五楽章は、スローで穏やかな入りからすぐにテンポを上げて行きます。楽曲の特徴を生かしてコーダへの期待を感じさせてくれます。この楽章の構成は好きですね。ラスト2分は素晴らしいですね。コンサートを思い出しました。
音は良く、インバルの声がすごく良く聴こえたりします。(笑)

【ワンポイント録音インプレ】
標準録音の後、ワンポイント録音(両者SACDハイブリッド)を聴いて驚いたのは音場の広がり感ですね。コンサートホールにこちらの方が近い感じです。個々の楽器の音のバランスは通常録音の方がいいのですが、それがコンサートとの違いです。
良いコンサートホールではホール全体で音を聴けるのですが、それに近い感じです。楽器の配置の感もそれなりに感じられます。ティンパニやtpはやや奥に感じますね。
個人的にはオーディオ的に聴く事は嫌いですが、こういう技術でCDでコンサートと近い演奏が楽しめる様になるのは大歓迎です。
InbalTMSOMahler_No5.jpg

次に出るインバル/都響のマーラー第9番にもワンポイント録音盤が出る様でしたら、迷わずにそちらを購入するつもりです。

             ↓ ワンポイント録音盤


買ったのは昨年の10月?くらい。でも、やっと聴きました。そんなのばかりですね。買ったままで放置プレーみたいな。ヾ^^;

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