Steven Osborne (pf) で聴く Musorgsky/Pictures from an exhibition - Prokofiev/Sarcasms, Visions Fugitives

メシアンで聴いたスティーブン・オズボーンのピアノをもう一枚聴いてみる事にしました。
一曲目、言わずと知れたムソルグスキー「展覧会の絵」です。オズボーンは速めで入り、得意の強鍵で展開します。古城での緩徐的なタッチも悪くありませんし、ビドロ(牛車)の重々しいピアノ、リモージュの市場の早弾き、カタコンベ - ローマ時代の墓でのディナーミク、バーバヤガーからキエフの大門へのハードタッチ、聴かせどころはしっかり持って来ます。都度表情を変えるプロムナードも楽しいですね。オズボーンの演奏はコンサートなら盛り上がりますね、そういう構成です。この曲を部屋でかける事はまずありませんが。

二曲目三曲目はセルゲイ・プロコフィエフ(Сергей Сергеевич Прокофьев :Sergei Sergeevich Prokofiev、1891/4/23 - 1953/3/5)の ピアノ曲です。本人がピアニストだったので、好きですね基本的に。先日ルガンスキー(pf)でピアノ協奏曲第3番を聴いたので、思い出してこれを聴く事にしたわけです。^^;
「サルカズム(風刺)」 Op.17は1, 2分の短曲5曲になります。調性内ですが、とてもモダニズム的で素晴らしい楽曲です。まさにオズボーンのピアノタッチと合っていると思います。表情豊かに展開する楽曲はピッチが早くテクニカル中に感性が要求されます。いいですね。
「束の間の幻影」 Op.22 は、これまた1分前後の極小曲20曲からなっています。曲想は一転して、ラヴェルやドビュッシーを思わせような楽曲になります。Lentamenteから入り、調性感の薄いAndante、とてもフレンチック?です。Animato, Feroce 等でもちろんプロコフィエフらしさも見せて来ます。表現力を要求される軽妙洒脱な素晴らしいピアノ曲です。
オズボーンの表情豊かな演奏は、プロコフィエフの方で味わった方がいいと思いますね。大向こうを唸らせる的な演奏が少々鼻につくのがOsborneの痛い処ですが。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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