グレニーで聴く マクミランの Veni, Veni Emmanuel

お馴染みの現代音楽家ジェイムズ・マクミラン(James MacMillan, 1959/7/16 - ) はkokotonPAPAのご贔屓ですので何回も紹介していますね。

聴覚障害を持つ女性パーカッショニスト、エヴェリン・グレニー(Evelyn Elizabeth Ann Glennie) と、スコットランド出身同士の現代音楽がこのアルバムのポイントですね。

その パーカッション協奏曲「Veni, Veni Emmanuel」の初演は1992年にロイヤル・アルバート・ホールで、グレニーとスコットランド室内管弦楽団(Scottish Chamber Orchestra)、指揮サラステ(Jukka-Pekka Sraste)によりマクミランの両親に献呈されています。今回の録音(1993-5)と同じ顔ぶれですね。
パーカッションが活性的に飛び回る楽曲です。途中 part.5 の Gaude, Gaude はマクミランらしい宗教的なパートになります。続くTransition:Sequence2 では衝撃音的な管楽器とパーカッションの応答が楽しいです。全体も、現代音楽とは言え無拍の無調ではなくリズム感の明確な展開ですから聴いていて楽しさ一杯です。
コーダはキラキラ光る中に、まるでビッグベンの鐘の音の様な感じです。

「After The Tryst」は、マクミラン本人のピアノとクローチのヴァイリンによる静的な中に美しい調べの楽曲で、調性感の美しいピアノの上に無調のヴァイオリンが流れる小曲。これも素晴らしい。

「...As Others See Us...」は7人の英国の著名人をテーマにした6.partsの楽曲。グリーンスリーブスのメロディーを織り込んだり、明暗緩急のコントラストが展開したり、変化に富む楽しい楽曲です。Ⅴ: Thomas Stearns Eliot ではジャズ展開です。
「Three Dawn Rituals」は管楽器がフリージャズの様な雰囲気の小曲3曲、「Untold」は他の楽曲に比べるとやや平凡かもしれません。
この三曲はスコットランド室内管になります。

やっぱりマクミランは素晴らしいです。




テーマ : 現代音楽
ジャンル : 音楽

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