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ヴィラ・ロボス の『ブラジル風バッハ(全曲)』を聴く

ブラジルを代表する音楽家、エイトル・ヴィラ=ロボス(Heitor Villa-Lobos 1887/3/5 - 1959/11/17) の代表曲ですね。個人的にはピアノ曲でお馴染みの作曲家で、そちらで今までもインプレしていると思います。




ブラジル風バッハ(Bachianas Brasileiras)”、これは全9曲収録の全曲版です。全編で美しいメロディーが流れます。ただ、バッハ(バロック?)を意識する旋律が一部に明確ですが、それ程気にしなくても大丈夫。そこの辺りはヴィラ・ロボスが小さい頃に平均律クラヴィーアを叔母から聴かされていたのが元と言われている証ですね。(そもそもバッハが自分の子供の鍵盤楽器の練習用に作った曲ですから当然?)
現代音楽とはいえ、無調でも多調でもなく通して調性の中の楽曲ですから安心?でしょう。

主題を変奏、対位法、フーガと言った技法で演出して行くのは古くからの作曲法であり、そこがこの曲の聴き易さと美しさになっていると思います。
一部に感じられる、例えば第1番第三楽章とか、バロックの鼻につく旋律があります。個人的に それ以外はと言う事になりますが。(笑)

全曲版にはいたるところに様々な美しい旋律がありますが、ただ美しいだけではなく 一番の大曲ピアノ協奏曲の第3番などでは得意のピアノ曲と言う事もあり、テクニカルで顔色の違う楽曲も含まれます。第6番のフルートとバスーンはイマイチですが、代表的なヴォーカリーズの旋律が含まれる第5番も楽しいです。CD3枚続けて聴くと少々退屈な気もしますが。(笑)

・・・・・

残念なのは思いの外 全曲盤が少ない事でしょうか。その点 廉価版NAXOSのこの盤はお買い得ですね。ピアノが弱いとか細々とした事は全曲を楽しむなら妥協範疇です。たまに ゆったりと聴く音楽ですね。ヾ^^;



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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