オリヴァー・ナッセン、モーリス・センダックの Higglety Pigglety Pop! & Where the Wild Things Are

これは Maurice Sendak の絵本、Higglety Pigglety Pop! (Or, There Must Be More to Life) 『ヒグレッティ・ピグレッティ・ポップ ! (もっといいこと きっとある)』と Where the Wild Things Are『かいじゅうたちのいるところ』を、英国の現代音楽家 Oliver Knussen (1952/6/12 -) が児童オペラに仕立てた作品ですね。
入手したのは10年くらい前でしょうか、この楽しい作品をやっと紹介するタイミングが来ました。^^
Higglety-Pigglety-Pop!--Where-the-Wild-Things-Are.jpg

現代音楽の歌曲ですが やさしい英語ですから、歌詞を見ながら劇をイメージして聴くと楽しさ満点です!

◆Higglety Pigglety Pop! は、邦訳『ふふふん へへへん ぽん!』と邦訳の絵本でも紹介されてもいる様です。
ストーリーは、何不自由ない犬のジェニーが「もっといいこときっとある」とご主人の元から旅立つお話です。食べない赤ちゃんとライオンの話、不思議な世界を旅します。実はライオンは…...それは経験を積んでマザーグース劇場に入るため。そして最後には、ご主人に「もう家には帰りません I went away forever」と手紙を出します。エンディングは Higglety-pigglety pop! という劇に出演すると言うお話です。

Jenny役のメゾソプラノ Cynthia Buchan は歌うというよりもシュプレッヒゲザング的なトーキングソングですね。毛むくじゃらの犬なのですが、そう言う感じでもありませんね。現代音楽の歌曲らしさいっぱいなのですが、挿絵(写真)を見ながら歌詞を見ているだけで、あっという間に約一時間が過ぎてしまいます。

◆Where the Wild Things Are は、2010年に映画化されて話題になった事がありますね。
母親に叱られたマックスは、罰として夕食抜きで部屋に閉じ込められてしまいます。暗くなったマックスの部屋は不思議な世界。"かいじゅう"のいる不思議な島へ、船で出かけます。マックスは"かいじゅう"達の目を見据える事が出来たので"かいじゅう"の王様になって楽しく過ごします。でも、家が恋しくなったマックスが部屋に帰ると、そこには温かい夕食が置かれていました。

Max役のソプラノ Lisa Saffer は、可愛い女性の声に感じますね。オケは Higglety....よりも打音の多いインパクトのある展開です。マックスと"かいじゅう"のシーンは、オーケストレーションになり歌は殆どありません。40分程度の短い楽曲ですが、こちらは映像があった方がより楽しめるかもしれません。
Lisa Saffer は、Berg の Lulu などもやっていますね。

Lisa Saffer, Cynthia Buchan, ともに"月に憑かれたピエロ (Schoenberg)"をやっていれば欲しいです。



絵本も素敵です。





テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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