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ウーノ・クラミの Works for Piano & String を聴く

フィンランドの現代音楽家、ウーノ・クラミ(Uuno Klami、1900/9/20 - 1961/5/29) は、クラミはエルッキ・メラルティン(Erkki Gustaf Melartin)に師事し、後にフランス音楽にも感化されていますね。

フィンランド在住のピアニスト舘野泉さんとオストロボスニア室内管弦楽団(Ostrobothnian Chamber Orchestra) をフィーチャーしたクラミのピアノと室内楽のセットです。
メインは Concerto No. 2 for Piano & Strings, Op. 41 (1950)でしょう。三楽章で、調性範囲の第一楽章から始まる楽曲です。
とは言え、全面的にと言う訳ではありません。調性感はありますが、それでも北欧的現代音楽であり調性の自由度があります。特に緩徐楽章的扱いの第二楽章ではピアノの旋律は無調の響きです。単音の組合せは言われる通りラヴェルを感じさせますね。特にこの楽章が素晴らしいです。
第一・第三楽章は調性感があり リズミカルで鋭い展開ですが、メラルティンに習いフランスに傾倒したと言う感じではありませんね。

Hommage à Haendel, Op. 21 (1931)は四部構成で、特に第一部は幽玄陰的で特徴的です。第二部・第三部では美しさがありますね。その辺りが"ヘンデルへのオマージュ"なのかもしれません。悪くありません。
Four Finnish Folksongs, Op.12 (1930)は短い四つのフィンランド民謡を主体とした楽曲です。穏やかですね。
この二つの初期作品にはラヴェルの影響はなく、メラルティンの楽風を感じます。

指揮はお馴染み、フィンランドのカウスティネン生まれ カンガス(Juha Kangas)になります。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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