ペッテションの交響曲 第15番 と ルツィカのペッテションのオマージュを聴く

アラン・ペッテション(Gustav Allan Pettersson, 1911/9/19 - 1980/6/20) の交響曲もNos.1,2,3,4,7,12, と紹介してきました。このSymphony No.15は最後からニ番目の交響曲になります。
調性音楽になりますが、脅迫概念の様な展開はペッテションらしさを感じますね。
第一楽章は、ヴァイオリンのシャープな演奏が際立つ緊迫感ある演奏です。管楽器が切迫感を彩りして何かに追い込まれる様な激しい展開です。
第二 第三楽章は、第一楽章に比べると激しさはやや引き、途中 静的なアゴーギクも展開されますが、それでも十分に激しさを感じます。
"chorale"と題された第四楽章で、やや落ち着きを増して来ます。でもそこにあるのは安堵では無く、諦めの様な流れです。
短い最終第五楽章は四楽章の落ち着きのまま、緊迫感を引きずる様に終演します。
全楽章はアタッカで繋がっており、緊張感と脅迫概念の固まりの様な展開に終止して終了します。例によって心休まる部分は待ったくありません。

指揮のルツィカ(Peter Ruzicka)によると、ペッテションが指示する演奏時間の31分は、指定された弦楽パートでは成立しない問題を抱えていると指摘されていますね。このアルバムでは38分の演奏になっています。

もう一曲、指揮者を勤めたルツィカによる「Das Gesegnete, das Verfluchte」が収録されています。無調の4パートの楽曲で、1991年にPettersson requiem とされたルツィカの管弦楽曲です。四つのパートがかなりコンセプトの異なる感じで展開され、第4パートはペッテションに近い楽風を感じます。
具体的に何がペッテションに捧げられたのかは不明です。^^;

ペーテル・ ルツィカ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団の演奏になります。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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