fc2ブログ

ツェートマイヤー/カメラータ・ベルンで聴くアルノルト・シェーンベルク『浄夜』最高の一枚

最近よくかけるのは、この2枚ですね。というか、以前からよくかけるCDです。今も一人、家に居るので大きめな音に浸っています。^^

Schoenberg-PelleasMelisande_VerklarteNacht.jpg


下のCD ダーリントン(Jonathan Darlington)によるペレアスとメリザンド(Pelleas & Melisande)は、以前紹介した好きな一枚です。





今回インプレする上のCDは、ヴァイオリニストのトーマス・ツェートマイアー(Thomas Zehetmair)が指揮をとり音楽監督を任するカメラータ・べルン(Camerata Bern)による近現代音楽の一枚です。




■まずはシェーンベルク(Arnold Schönberg)の「Verklarte Nacht (浄められた夜)」ですね。感じるのはシェーンベルクの初期作品にありがちな甘い後期ロマン派的な演奏でない事でしょうか。
ツェートマイヤーのVerklarte Nachtは、以前紹介したカラヤンのそれなどとはまったく違い、美しさよりも冷徹さです。不安感をも感じさせるその冷(さ)めた流れは最高です。
ツェートマイヤーのヴァイオリンの音色こそ、この解釈と演奏を作り上げていると言っても良いのではないでしょうか。
この曲は、ストコフスキーの様なものも含めて様々なレコーディングがある訳ですが、これは好みの一枚です。
唯一の問題は、直訳過ぎて意味不明に感じる日本語訳のライナーノートですが、楽曲に関係ないのでよしとしましょう。


ヴェレシュ(Sandor Veress)の 「4つのトランシルヴァニアの踊り」はハンガリーの民族音楽をベースにしたクールな楽曲で、カメラータ・ベルンの演奏が四楽章のバラエティ豊かな中に冷静な美しさを見せて最高です。"Verklarte Nacht" からの流れもマッチしています。コンサートで楽しみたい楽曲ですね。
バルトークの影に隠れがちなハンガリーの現代音楽家 ヴェレシュ・シャーンドル(Veress Sándor [ˈvereʃˈʃɑ̈ːndor], 1907/2/1 - 1992/3/4)については、またの機会に。


バルトーク(Bela Bartok)の「弦楽オーケストラのためのディヴェルティメント」についても、同じ様にツェートマイヤーらしい素晴らしい演奏が楽しめますね。

もちろんお薦めの一枚です。


後日記:浄夜を個性派で聴き比べ:アルデッティ、ストコフスキー、マデルナ


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kokoton

by kokoton
.

    

カレンダー
08 | 2022/09 | 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
ようこそ
カテゴリ
ありがとうございます