エドゥアルド・トゥビンの交響曲第3番・第8番を聴く

エストニア出身で、後にソ連に追われてスウェーデンに亡命したEduard Tubin (1905/6/18 - 1982/11/17) の交響曲は10番までありますが、前半はロシア国民楽派で後半が調性から脱出した現代音楽になります。
その意味から、このアルバム "Symphony No. 3・Symphony No.8" は両方を聴ける楽しさがありますね。

交響曲第3番は1942年に完成しています。三楽章形式で、一言で言うと退屈かもしれません。叱責覚悟で言うならば、チャイコフスキーを下敷きに北欧っぽい味付けといった感じでしょうか。

交響曲第8番になると、機能和声からの脱却が見られます。短い四楽章で演奏時間は30分にも満たないのですが、楽風は一変して無調となります。3番がイケイケ風なのに対して、懐疑的で冷徹な響きです。楽章間の展開も見通しが良くなっています。無調とは言え、動機的な旋律は残りますので広がりを感じる音楽になります。
この手の音が基本的に好きな人、kokotonPAPAとかw、には好まれますね。好きな一曲です。

以前、Symphony No.5 と Kratt を紹介しましたが、トゥビンの良さは調性を脱却してからです。また紹介すると思います。






テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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