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エゴン・ヴェレスの Symphonies 1 and 8 を聴く

オーストリアの現代音楽家エゴン・ヴェレス(Egon Wellesz、1885/10/21 - 1974/11/9) は、9つの交響曲を書いています。これは初期作品と後期作品を楽しめますね。

交響曲 第1番 Op.62 は1945年に書かれている三楽章からなる楽曲です。楽風は後期ロマン派からの脱却を目指す様な調性の広がりを感じます。でも、ソナタ形式の第一楽章、明快な主張の薄い展開など、ともするとこの時代では半端で受け入れられづらい感じもしますね。習作的色合いです。

交響曲 第8番 Op.110は1970年に書かれました。調性感を越える展開が無い事、楽章感の似た感じがあるのは同じですが、楽風はより練られて中途半端な平和感が無くなっています。全体にメリハリが付き切迫感があります。

いずれにしても個人的には没個性な印象が拭えません。シェーンベルクの"浄夜"を「過剰なクライマックス」と評した本人ならではかもしれませんが。
ゴットフリート・ラーブル指揮、ウィーン放送響の演奏です。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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