ノルドグレンの Concerto No.1 for Cello and String Orchestra を聴く

フィンランドの現代音楽家、ペール・ヘンリク・ノルドグレン(Pehr Henrik Nordgren, 1944/1/19 - 2008/8/25)は何回か紹介しているkokotonPAPAの好きな音楽家の一人です。

Concerto No.1 for Cello and String Orchestra は三楽章構成です。例によって調性感は薄いですが、旋律は存在します。スラーで空間的な第一楽章、一転 ドライブ感のあるチェロと弦楽団のやりとりの第二楽章、そしてメインの第三楽章は陰影の強い展開になります。特に三楽章はカデンツァ的にソロパートの多いチェロの技量が試されそうですね。切れ味鋭い先鋭的な楽曲で、コンサートで聴きたい一曲です。

Concerto for Strings はそのままチェロを抜いた第三楽章の様な展開になります。第一楽章には途中で無音パートがあります。第二楽章は新古典主義的な色合いも見え隠れする重厚な楽章、最終楽章は第一楽章に回帰する様なコンテンポラリーな構成です。

Juha Kangas指揮、The Ostrobothnian Chamber Orchertra、チェロは Erkki Rautio になります。
全体的に陰的に冷たい流れで、お薦めの一枚です。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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