ツェムリンスキーの「フィレンツェの悲劇」、アルマ・マーラーの「Lieder」を聴く

このカップリングを見ると、まずは曲よりも組合せに興味を持たれる方が殆どではないでしょうか。
アルマ・マーラーは、かのグスタフ・マーラーの奥さんであり、マーラーと合う前にはツェムリンスキーに作曲を習っていたのは有名な話。もっともマーラーは男尊女卑主義者ですから、彼女に作曲などさせず自分の世話を焼かせる事に終始した訳ですが。(笑)
その二人の作品のカップリングですからね。ヾ^^;

それはさておき、ツェムリンスキー(Alexander (von) Zemlinsky, 1871/10/14 - 1942/3/15) と言えば叙情交響曲でしょう。
この「フィレンツェの悲劇(A Florentine Tragedy)」も一幕のオペラですが楽曲的にはやはりこの時代らしく、多調的な現代音楽の流れです。無調ではありませんから旋律は存在して、音の広がりの自由度が高く聴き易いです。
 オペラのあらすじは、夫シモーネ、妻ビアンカ、その浮気相手グィードの三人。夫とグィードがビアンカを巡って決闘する段になり、ビアンカは夫の強さを知り、シモーネは妻の美しさを再認識して大団円。
この時代は交響曲が音楽会のメインではなく、オペラや声楽でしたね。
歌詞と音楽を一緒に楽しむのもよし、ストーリーを頭に入れて音楽を楽しむのもよし、の曲です。

実は卓越した音楽才能の持ち主であったと言われる?アルマ・マーラー(Alma Maria Mahler-Werfel, 1879/8/31 – 1964/12/11) は歌曲だけを残しています。
このCDに入っている6曲です。
 Die stille Stadt(静かな街)[5 songs 1910]
 Laue Sommernacht(なま暖かい夏の夜を待ちわびて)[5 songs 1910]
 Licht in der Nacht(夜に光を)[4 songs 1915]
 Waldseligkeit(森の孤独)[4 songs 1915]
 Bei dir ist es traut(あなたの傍では心おきなく)[5 songs 1910]
 Erntelied(収穫の歌)[4 songs 1915]
出版年が1911年より前の[5 songs 1910]からの3作品は、グスタフ・マーラーが晩年、彼女の為にツェムリンスキー時代の旧作を出版社に持ち込んだものになるでしょうね。
この6曲ですがいずれも2〜3分程度の小曲で、詩はRchard Dehmel他になります。美しい旋律の楽曲ですが、中に不思議な和声を感じる曲がありますね。特に三曲目の Licht in der Nacht , 四曲目 Waldseligkeit , は面白いと思います。
でも、小曲だけを聴いて素晴らしいかどうかは良くわかりません。興味はどうしてもアルマ・マーラーの作品、という視点になってしまいます。(汗)




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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