2013年12月10日 カンブルラン/読響 のバルトーク at サントリーホール ★★

今月は読響と都響がバルトークをやりますね。今宵はサントリーホール、カンブルラン(Sylvain Cambreling)指揮の読響公演へ行って来ました。
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コンサートはもちろんマンダリンがメインですが、現代音楽好きにはリゲティのロンターノが入っているのも嬉しい処です。同じ大編成管弦楽で、派手な楽曲と幽玄な楽曲の対比が面白いですね。

1曲目だけそのリゲティです。ロンターノ(Lontano)は幽玄な曲、kokotonPAPAの好きな楽曲です。カンブルランがこの曲を取り上げるのは今回が初めてではありませんね。単音スラーとトレモロ構成で、旋律は無く空間音楽の世界を味わえました。指揮者の楽譜も通常の倍の大きさで現代音楽らしいですね。でも演奏はもう少し透明感がある演奏だと尚 良かったかな。

2曲目からバルトークです。ピアノ協奏曲 第3番は、ハンガリーの血が混じる金子三勇士さんのピアノが旨くマッチしました。ピアノが突撃する様なコンチェルトではなく、オケと協調する バルトークとしては聴きやすい この楽曲らしい演奏だったと思います。逆に言うと、特徴に欠けたかもしれません。

後半になる3曲目、6つのルーマニア民族舞曲(Romanian folk dances) は、明らかに後半の時間埋めでしたね。

4曲目がメインの 組曲「中国の不思議な役人 (The miraculous mandarin)」で、事前に聴き比べして行きました。
カンブルラン/ 読響は、管楽器の華やかさが必要なこの曲に合っていると思いきや、立上りは音切れの悪いモッソリ感丸出し。暫しそのまま展開、これはダメかな?
しかしラストになって気配が激変、コーダは狂気を感じさせてくれました。
果たして計算されたモノかは分かりませんが、まさに劇の通り。この解釈、と言うか演奏は聴いた事がありません。組曲だった事も幸いしたかもしれませんが、ちょっと良かったですよ。

3曲目をやめて、マンダリンを全曲版にした方が好みですが、組曲版の方がコーダが締まりますから仕方ないですかね。

全体としてはやや切れ味に欠けたのですが、最後で救われた感じで嬉しかったです。
1曲目のロンターノで、左二階席で見事なイビキが...ラストの無音では呆れました。(笑)



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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