ミヨーの交響曲・管弦楽曲集を聴く

転調と多調の現代音楽家ミヨー(Darius Milhaud, 1892/9/4 - 1974/6/22)の交響曲を主体に聴けるアルバムです。
旋律を大切にしながら調性と言う枠から逃れて自由度が広がりますね。このアルバムでは前期と中期の作品になりますが、前期はとても優美さを感じます。中期は壮大さが加わっていますね。
また身体的ハンデがあったにも関わらずミヨーは指揮者としても活躍。シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」のフランス初演も振っています。もっとも昔は作曲家の殆どは指揮者の仕事をしてましたね。

交響響第1番(なんとOp.210 !!)は四楽章形式で古典的に見えますが、微妙な調性感が感じられてとても楽しい曲です。交響曲第2番は五楽章形式になりますが、曲調は第1番と似ていますね。プロヴァンス組曲は一番年代が古く作風が古典的です。このCDに混ぜなくても良い様な....
CD2枚目は中期の交響曲です。交響曲第6番は四楽章と古典的ですが和声は古典とは違いミヨー独自のもので、透明な空気が伝わる様な美しい流れを感じられます。前期の作品よりも不協和音は減ってディナーミクが厚くなっている感じがします。交響曲第7番は第6番に続いて同じ年に作られていて、続けて聴くと楽章の展開の様です。特徴的なのは調性感の緩い第二楽章かもしれません。最後の地中海風序曲は一楽章の交響曲の様な楽曲ですね。

これは以前Tower Recordsから格安の企画盤として出されていたプラッソン(Michel Plasson)指揮、トゥールーズ市管(Orchestre National du Capitole de Toulouse)によるものです。とてもお得な盤だったのですが、廃盤ですね。
 Milhaud Symphonies

今ならcpoから出ている全集が良いと思いますね。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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