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メリライネンの Mouvements circulaires en douceur, String Quartets Nos. 1&2 を聴く

フィンランドの現代音楽家、ウスコ・メリライネン(Usko Meriläinen, 1930/1/27 – 2004/11/12)です。新ウィーン学派を継承し表現主義(Expressionism)をベースにしていますので無調の作品になります。

一曲目のMouvements circulaires en douceur(1985年)は、Pierre-Yves Artaudの依頼で書かれ、フルートをフィーチャーした無調の楽曲です。
素晴らしいのは二曲目のString Quartet No.1(1956年), そして次のNo.2 "Kyma"(1980年)になると思います。無調の中に旋律が交差して行く弦楽四重奏ですね。対立的になったり、協調的になったり、その展開がとてもスリリングです。
No.1 では十二音技法が採用されていますが、実験的要素は薄く楽曲的には手法が生かされている気がします。No.2では四つの楽器の独立したフレーズが対話の様に絡み合います。
好きな一枚です。古いので現在は見つけるのが難しくなりました。

Usko Meriläinen


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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