ラングストレムの Complete Symphonies を聴く

スウェーデンの作曲家テューレ・ラングストレム(Ture Rangström, 1884/11/30 - 1947/5/11) の交響曲集ですね。
年代的には昨日紹介したフィンランドのメラルティンと同じ様に20世紀前半の現代音楽に推移する作曲家、指揮者になります。と言う事はkokotonPAPAの興味の対象です。(笑) そして、古さは感じますが好きな北欧系作曲家の一人になります。

交響曲第1番は、Pfitznerに師事したドイツのロマン派色が濃厚ですが、その中に北欧の情景の伝わる楽曲です。嬰ハ短調、珍しいですね、の調性表記がある通り叙情的な展開です。短調的重厚さは悪くありませんが、この曲だけが少々異質です。コーダは締まれば、コンサート向きですね。
交響曲第2番は、三楽章構成でニ短調になります。1番から変化して見通しの良さがあり、暗さよりも冷たい感じがします。曲の展開にもバリエーションが増えて第二楽章ではアンダンテとスケルツォの対比が面白いです。ここではコーダをしっかりと纏めています。
交響曲第3番は、変ニ長調で一楽章形式になります。北欧らしい雄大さを感じられます。シベリウスやニールセン的な流れを感じます。そこに流れる沈んだ気配は其処彼処に残されていますが、少々構成が緩い気がします。
交響曲第4番からは調性表記が無くなります。五楽章形式で多少回帰傾向を感じる重厚感でスタートです。しかしその展開の中に僅かに、第三楽章Alla toccata以降の一部、調性からの離脱を試す音を感じます。また旋律もそれまでとは違いますね。これが最後の交響曲になったのが惜しまれます。

例によってcpoレーベルの全集ものは、既発のCDをセットにして価格を下げてくれるのでとてもお買い得感がありますね。
明確に旋律が残るので違和感は全くありません。お薦めです ^^v




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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