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十二音技法と北欧の広がり、ヨーナス・コッコネン(Joonas Kokkonen) の初期交響曲『交響曲 第2番』他

一年半以上前になりますが交響曲の第3番を紹介したフィンランドの現代音楽家 ヨーナス・コッコネン(Joonas Kokkonen 1921/11/13 - 1996/10/2) の交響曲第2番です。




コッコネンの管弦楽曲は交響曲の2番までが十二音技法、調性感の薄い3番4番は多様性の作品と言われています。そしてその他管弦楽曲の殆どは後者の色合いが強い時代ですね。とは言っても聴けばその技術的な違いよりも作風が遥かに上回ります。(十二音技法は聴いただけではわからないですが)

交響曲第2番は四楽章形式で十二音技法でありながら旋律を感じられます。コッコネンらしい微妙な調性感と音の流れのバランスが個人的に好みです。この陰的透明感のある構成はノルディックらしい現代音楽でしょう。荒涼雄大な曲調は調性の中だけにいる音楽では表せないと思いますね。お薦めのコッコネンです。

その他にも初録音が三曲、コッコネンの代表オペラ"最後の誘惑"(The Last Temptations)間奏曲と管弦楽曲、合唱曲が入っています。合唱曲(cantata)以外はいずれも調性の薄い楽曲で楽しいです。合唱曲はオラトリオ風で、もう少し無調的に詩の朗読展開の方が好みかもしれません。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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