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サッリネンの Symphonies 1 & 7 を聴く

以前クロノス・カルテットの紫の煙でも紹介したフィンランドの現代音楽家アウリス・サッリネン(Aulis Sallinen、1935/4/9 - )。コッコネンにも師事していて、曲風は調性感を残しています。灰色の雲が広く厚く原野に垂れ込める様な北欧らしい風景音楽です。同年代のメリライネンが調性から逃れているのと対照的です。この二つの流れが北欧の現代音楽の楽しさですね。
交響曲第1番Op.24は一楽章形式で14分ほどの短い楽曲です。弦楽メインで入るところから暗く流れます。重厚さは北欧系の作曲家に見られるパターンの一つでしょうね。個人的に好きなパターンです。
交響曲第7番Op.71は、サブタイトルに「ガンダルフの夢」とある様にトールキンの「指輪物語」をモチーフにしていますね。これも一楽章です。例によって冷たく暗いイメージが先に立つ流れです。ペッテションやノルドグレンなどと同じ世界を楽しませてくれますが、作品が後になる程 時折雲の切れ目に空が見える様に変化している様です。光は射しませんが。(笑) この7番や一曲目のOp.75 リヤ王に感じられますね。素晴らしいです。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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