ペルトの Miserere を聴く...と純正律の事

アルヴォ・ペルト(Arvo Pärt, 1935/9/11- )はエストニアの現代音楽家。クレーメルが取り上げている事と、個人的には純正律の音律で記憶にありますね。

表題"ミゼレーレ"の通り、音楽的には宗教(教会)音楽ですね。ペルトpartは初期の頃は新古典主義〜十二音技法の世界にいましたが、途中からティンティナブリ様式と称するこの教会音楽的な古典に回帰しています。本アルバムもその様式で、オルガンと声楽の楽曲です。下記の様に音はとても美しい?のですが、音楽としては 退屈 難しいです。
でもペルトの人気は、この美しい癒しの音楽でしょうから、その手の音を聴くなら現代音楽と言ってもマニエリスム系であり安心感はあるでしょうね。

ここで現れるのが純正律での和声、和音の美しさです。純正律は平均律に対する?音律です。細かい事はググってもらいたいのですが、簡単に言うと(まちがってるかも?)。
ドレミファ...は、1オクターブを半音も含めて12音で割ってありますね。計算上でピッタリと割ったのがピアノを代表とする平均律。
一方、一つの音"ド"を出すと自然に発生する倍音の中から出てくる音もドレミを作ります。2倍音はオクターブ上、4倍音はそのまたオクターブ上、中間の3倍音はオクターブと5度でソになり、5倍音ではミが出てきます。音は均等12分割の平均律に近いのですが、ごく僅か異なります。
どうなるかというと、自然に発生した純正律の和音はナチュラル発生する組合せですから美しいのですが、平均律は微妙に違和感がでると言う事ですね。実際に聴き較べないと絶対にわかりませんが。
ではなぜ平均律かと言うと、現代の楽曲に対応できないからですね。純正律は厳密に音が平均化されていないので、純正律で調律したピアノで転調を繰り返す様な曲や多調の楽曲は弾けなくなります。(十二均等割でないので半音ずらしても素直に順番にはズレてくれませんね) 昔の様にハ長調といったらその調性だけで組立っているいるならいざしらず、ピアノ曲は成立しません。.....と言いながら現実にはkokotonPAPAの駄耳では判別できないかも ヾ^^;
まぁそんな話の際にこのアルバムが出てきた気がします。

今の自分の興味範疇の現代音楽ではありませんね、残念ながら。^^;



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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