シェーンベルク(Schoenberg)の The Piano Music をポリーニで

このアルバムはとっくの昔にUPしたと思っていましたが、考えたら新ウィーン学派の3人は有名すぎて敬遠していたんですね。それほどスタンダードな現代音楽の雄アルノルト・シェーンベルク(Arnold Schönberg, 1874/9/13 - 1951/7/13)です。
そもそもこれを買った頃には流して聴こうと言う感じではなかったですね。作品順で、無調の模索から完成、十二音技法への展開が並んでいたのですから。
曲を聴くと面白いのは無調では動機らしきものが見られながら自由に展開していたのが、十二音技法では音の並び的な展開になる事でしょうか。その後はまた旋律が戻ってきます。シェーンベルクらしさはそこにあるのかもしれませんね。無調で制約を排したのに、再び新たな約束事を構築する不思議さかもしれませんが。
十二音技法はオクターブ十二音の基本音列(本来なら主題という旋律でしょう)とその逆行音列、そして両者を上下音配列を逆さまにした反行で構成される訳ですが、聴いても簡単にはわかりません。無調には違いが無い事を当時理解したのを思い出します。
無調を目指したOp.11や完成と言われるOp.19の方が、十二音技法のOp.23, Op.25より自由な感じが好きですね。声楽曲でも、無調に至る経緯は同じで、モノドラマ「期待」Op.17 から無調の完成「月に憑かれたピエロ(ピエロ・リュネール)」Op.21が好きです。
展開的にはこのアルバムには入っていませんが、その後のピアノ協奏曲Op.42はもっと解き放たれた感じ強くてこれまた良いですね。
音楽技法的には、良く言われる様にヴェーベルンの方を聴いた方が良いのかもしれません。でもベルクも含めて三人とも同じ様に十二音技法確立前後が一番 "音の並び" になってしまっている気がします。
勉強で音楽を楽しむ訳ではないkokotonPAPA的には、どこかに僅かでも旋律を残し調性の束縛から逃れた自由さが感じられる現代音楽が好きですね。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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