ノルドグレンの symphonies 2 & 4 を聴く
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(Pehr Henrik Nordgren, 1944/1/19 - 2008/8/25)は日本にも関係の深いフィンランドの現代音楽家です。
作風は無調ではなく十二音技法、ポリフォニーな展開です。動機(主題ではないでしょう)が存在します。
交響曲第2番Op.74は一楽章形式で重量感のある楽曲です。ディナーミクの広さをうまく使いながら音の出し入れが渦巻く様な流れを作ります。明朗感ではなく陰的構造感とでも言う感じですね。強音と弱音の振り分けは、以前紹介したカンチェリとの類似性を感じます。
交響曲第4番Op.98も大きな流れ自体は2番と同じ一楽章形式でノルドグレンらしさ全開です。調性感は2番よりも明瞭になっていますが、それがかえって重厚な鬱積を感じさせます。ますますヘビーな展開で陰鬱な厚い雲と巨大な壁の様な楽曲です。
強烈な個性、kokotonPAPAの好きな作曲家の一人です。
作風は無調ではなく十二音技法、ポリフォニーな展開です。動機(主題ではないでしょう)が存在します。
交響曲第2番Op.74は一楽章形式で重量感のある楽曲です。ディナーミクの広さをうまく使いながら音の出し入れが渦巻く様な流れを作ります。明朗感ではなく陰的構造感とでも言う感じですね。強音と弱音の振り分けは、以前紹介したカンチェリとの類似性を感じます。
交響曲第4番Op.98も大きな流れ自体は2番と同じ一楽章形式でノルドグレンらしさ全開です。調性感は2番よりも明瞭になっていますが、それがかえって重厚な鬱積を感じさせます。ますますヘビーな展開で陰鬱な厚い雲と巨大な壁の様な楽曲です。
強烈な個性、kokotonPAPAの好きな作曲家の一人です。