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ヒューゴ・アルヴェーンのSwedish Rhapsody No.1, Symphony No.2 とスウェーデンの音楽

スウェーデンの作曲家、アルヴェーン(Hugo Emil Alfvén, 1872/5/1 - 1960/5/8)の最も有名なスウェーデン狂詩曲 第1番「夏至の徹夜祭 Midsommarvaka」と交響曲第2番のベストカップリング盤です。
スウェーデン狂詩曲 第1番は聴けば「あぁ〜、これねっ」って言うくらい有名な曲です。作曲家と曲名は知られていませんが、楽曲は多分知らない人はいないでしょう。(Youtubeですぐに出てきます)
楽風は後期ロマン派ですね。交響曲第2番は第一楽章が澄んだModerato、第二楽章は澱みと澄んだ組合せのAndante、第三楽章は重厚感と軽快感のバランスをとったAllegro、第四楽章は弦楽主体の美しいAdagio、最終楽章フーガは華飾のAllegro。全体的に力強い展開です。D-majorと調性もあり、主題も明確で本格派の交響曲といった風ですね。
指揮ネーメ・ヤルヴィー、ロイヤル・ストックフォルムPOの演奏です。



誰もが一度は興味を持つ北欧系交響曲。最近久しぶりに聴いています。興味深いのは1800年代末〜1900年代初めに生まれて20世紀(1900年代)に活躍した作曲家ですね。現代音楽への変化が見られる年代です。
スウェーデンですと同年代のアッテルベリは古臭い感じが拭えませんが、アルヴェーンは進化をすすめた正統派の心地よさを感じます。ステーンハンマルになるともう少し現代北欧的なアプローチが見られ、ルーゼンベリが調性の足枷から離脱。ペッテションは個性的な交響曲、トゥビンは北欧的展開から調性の壁を越え、ブロムダールは調性を排除へ。
この辺りの年代の一部を眺めただけでも、スウェーデンの作曲家は面白いですね。個人的には、このアルヴェーンがボーダーラインでしょうか。その半世紀前のベルワルドが時代の魁けという意見もあります。確かに3番などは北欧の空気が漂うアプローチがただのロマン派とは一線を画していますね。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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