オーケ・ヘルマンソンの Alarme を聴く

スウェーデンの現代音楽家 オーケ・ヘルマンソン(Åke Hermanson, 1923/6/16 - 1996/8/8)は、ルーゼンベリRosenbergとラーソンLarssonに師事しています。そして楽風は生まれ故郷のオルストOrustの原風景にあると言われています。ただ楽曲的には所謂(いわゆる)北欧の風景描写をする様な音楽ではないと思いますが。
このアルバムはOp.1からOp.31(最後の作品)までの中の26曲が集められて、ハーマンソンの作風を楽しめます。交響曲は5曲作っています。(このアルバムには1番が収録)
全体として無調です。初期作品では十二音技法的ですが、中期の作品は発展的に無調化していき動機の様なものは見当たらず、実験的様相まで見せています。後期では原点回帰の様により単純化した音階の展開です。
個人的には初期作品と交響曲が好みですね。お気に入りの一つはLyrisk metamorfos Op.2で十二音技法の流れに対位法による展開が素晴らしいです。交響曲第1番Op.9は30分に満たない四楽章の構成になります。この曲はシベリウスへの敬意を示していると本人が言うように無調ではありますが、スケール感を感じさせてくれます。残念ながら第2番以降の交響曲を入手する手だてが見つかりません。
聴き込むほどに味のあるAke Hermansonだと感じますね。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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