ステーンハンマルの Symphonies No.1 & No.2 を聴く

スウェーデンの現代音楽家 ヴィルヘルム・ステーンハンマル(Carl Wilhelm Eugen Stenhammar, 1871/2/7 - 1927/11/20)は、個人的にとても興味のある音楽家です。指揮者としての活躍がメインなのはこの時代までのパターンですね。二つの交響曲を書いています。(第3番は断片)
後期ロマン派から、国民楽派に向かう楽風はこの後に続く音楽家へ新しい道を向けている感じがします。まだ調性感の中にいますが雄大さはドイツ的世界観から北欧らしい独自性への模索を感じさせます。その広がりの外に現代音楽が待っている事を期待させてワクワクしますね。単に聴き易い訳ではありません。
交響曲第2番(Op.34)が、まさにそう言う曲になります。Allegro - Andante - Scherzo - Finale と言う極普通の四楽章の中から生まれるこの雄大さは素晴らしいです。メンデルスゾーンに似ている?(メンデルスゾーンは特に好きな訳ではありませんが、嫌いじゃありません?!)
一方、初期の交響曲第1番は後期ロマン派の楽曲です。平凡で強弱の振り方などもドイツ色が強く やや退屈に感じます。
作品No OP30番台中半以降がスウェーデン民謡や現代音楽的展開が含まれて素晴らしいです。このアルバムですと、Lodolezzi Sings-Suite (Op.39) はその両者を楽しめます。また Interlude (Op.44) は後期ロマン派に戻った様な楽曲ですが、美しいですね。

以前BISレーベルから出ていたものをBrilliantがライセンス生産してとてもお得なセットになっています。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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