バーンスタインの The Age of Anxiety [Symphony No. 2] を聴く

指揮者の顔が圧倒的に強いレニー(Leonard Bernstein, 1918/8/25 - 1990/10/14)の交響曲は三曲あるのですが、ユダヤ色の無いのはピアノをフィーチャーしたこの交響曲第2番「不安の時代」ですね。でもピアノ協奏曲風と言う感じではなく、ピアノをオケに取り込んだ楽曲です。作曲家のレニーはミュージカルで名を馳せましたが、交響曲では現代音楽家らしいアプローチを見せます。
楽風は後期ロマン派の流れに、パーカション的な打撃音でアゴーギクを振る感じですね。主にピアノのパートで不協和音を混ぜながら、単音の演奏とオケの劇的な音の組合せと繰り返しが良い感じです。中盤以降は全楽器の調性が薄くなります。全体としては陰な感じで、副題を付けている通りの解釈で良いのでしょうね。ラスト前でピアノを全面に押し出しジャズを取り入れてミュージカル曲仕立てにしているのもレニーらしさでしょう。

もう一曲、ウィリアム・ボルコム(William Bolcom, 1938/5/26 - )のピアノ協奏曲が入っています。ラグタイムを得意とするボルコムが十二音技法を散りばめたりと、こちらもアメリカ人作曲家らしいアプローチで楽しめます。二曲とも突出するものは無いのですが、聴き易いので時折出してはかけるCDです。
ピアノはアムラン(Marc-André Hamelin)、指揮シトコヴェツキー(Dmitry Sitkovetsky), 北アイルランドのアルスター管弦楽団(Ulster Orchestra)の演奏です。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。

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