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クセナキスXenakisの Complete String Quartets, Kraanerg を聴く

フランスの現代音楽家ヤニス・クセナキス(Iannis Xenakis 1922/5/29 - 2001/2/4、ギリシャ系仏人)は、前衛の現代音楽を代表する一人ですね。
数学を元にした作曲で有名です。音楽を数学をモチーフ(手法?)として作曲します。方法論はとても難しく楽譜を見てただけでも驚きです。それは別の機会として、音楽として聴くとkokotonPAPA的には前衛系の現代音楽の中では音響的広がりが楽しめると思います。

弦楽器はトレモロとグリッサンドの組合せ、管楽器は像の嘶きの様。旋律と思わしき部分がある曲も単純な繰り返しやユニゾン。効果音のような音の流れ。
それこそが現代音楽! なのですが、旋律や主題・動機を楽しむ意味での音楽として聴こうと思っても その良さは脳に伝わりません。展開も平坦なので飽きる事がしばしば、なんて事になりかねません。(笑)
十二音技法や無調も音楽から発生しているので当然音楽なのですが、その先のポストセリエリズムやジョン・ケージの様な実験的な現代音楽も含めて前衛系は"音の学問"であり音楽の様に楽しむのが難しく感じますね。でもその中に浸る楽しさは感じられますね。ただ、音とは何か....的な違った目線で楽しむ事も必要になるかもしれません。(実はこそが前衛系の現代音楽のポイントなのですが、その内に触れる時が来るかもしれません)

現代版ヴァレーズとも言えるクセナキスの音の洪水を単純に楽しめれば、これはまた音楽が広がります。
ちなみにKraanergはテープを採用したバレエ音楽で、代表曲のノモス・ガンマと同年代の楽曲ですね。
なんだか歯切れの悪いコメントですが、一度そんな感じで楽しんでみるのも良いかも。^^;



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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