2013年7月31日 準・メルクル指揮 PMFオーケストラのマーラー第5番 ★★☆

今夜はサントリーホールへ行ってきました。若手音楽家を育成するPacific Music Festival 2013、チャリティーコンサート東京公演です。
今回は演奏曲目が最高です。kokotonPAPAの大好きな現代音楽家の武満徹さんと、コンサートで一番聴くマーラーの第5番。この組合せで行かない理由は見つかりません。マーラーの5番は100枚以上のCDもあって、指揮者のキャラクターを見るのも楽しみな楽曲になります。もちろん若手演奏家の元気さもですね。
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一曲目は武満徹のア・ストリング・アラウンド・オータムです。この曲は調性感もありながら美しさあふれる管弦楽曲。ビッグオケでの演奏が必要なのでそうそう聴く事が出来ません。じつに楽しみ。二曲目はマーラーの交響曲第5番。準・メルクルの指揮の解釈が楽しみです。最高か最低かと言った感は否めませんが。

で、終わった時点では★☆くらい。大ブラボー大拍手が理解できません。確かに強音パートは若さあふれるダイナミックさが迫力の演奏を生んでいました。マラ5の入り、スケルツォのコーダ、ラストのアッチェレランドで分かります。でもそれはこの楽曲の持つ音楽性でしょう。この曲でブラボーた飛ばなかったコンサートの記憶はありません。
反して弱音パートでは全く生彩がありませんでした。特に武満サウンドは、そこの美しさが無ければ良さは半減です。マーラーの第5番も解釈は極平凡で、僅かに早いかなって感じですから尚更です。

アンコールの前に準・メルクルが、今日がPMFのこの夏のラストコンサート、とアナウンス。なるほど。関係者が観客に多かったのかもしれません。演奏者達も興奮気味で、足を踏み鳴らして熱烈に指揮者を呼びます。マラ5の第一楽章終了時に拍手をした人がいました。それも一人二人じゃありません。こんな事、記憶がありません。

ところが楽しみは最後に待っていました。アンコール、ホルストの惑星から、では解き放たれたPMFのパワー全開の演奏を見せてくれました。これは5分ほどなので良かったのでしょうが、約束事に縛られていない まるで恒星の輝きの様でした。若手演奏者の心地よさまで伝わりましたね。こういう音楽が素晴らしい一時をくれるのでしょう。
と言う事で、それを加味してご祝儀の★★☆です。^^v
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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同感です。

私も、身内贔屓の過剰な拍手・ブラボーに違和感を覚えました。指揮者の要求には恐らく殆ど応えられていないだろうと思われる、全く面白味のない演奏でした。前日の出来は良かったようなので、武満&マーラーの練習不足・理解不足が原因でしょうか。アンコールの「惑星」では、若者らしく快活で気持ちのよい演奏だった分、残念でした。

お久しぶりです

黒猫さん、こんばんは。
行っていらっしゃったんですね。なんだかちょっと普段とは違った雰囲気でした。同じ様な思いの方がいらっしゃて安心しました。若さが爆発するくらいが楽しみですよね。^^v
私の方は次回、イブラギモヴァのクロイツェルです。出来ればシマノフスキが良かったのですが。
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