レポ・スメラのSymponies No.1, No.2 & No.3 を聴く

以前 Symphony No.5 で紹介したエストニアの現代音楽家 Lepo Sumera (1950/5/8 - 2000/6/2)。シェーンベルグの対位法や十二音技法から始まり、エレクトリックまでの幅広い技法を展開するのが特徴的ですね。交響曲は6番まで作られ、これはその前半作品になります。
Symphony No.1 は二楽章形式で、一楽章は静的広がりのある楽曲。調性感は残っており冷たい空気を感じる様な弦の音が中心になっています。第二楽章は極端な微音からクレシェンドしてき、管楽器の華々しい展開に。そして再び超微音からの長いクレシェンドで静かに収束します。
Symphony No.2 も No.1 と同じ曲風でディナーミクが強くなります。三楽章形式で、第一楽章は冬の枯れ野を吹く風の様な静的音の広がりに管楽器の激情的な音の洪水が割り込みます。第二楽章はその延長上。第三楽章は天候が荒れる様な弦と管の音が続きます。
Symphony No.3 は四楽章になります。打楽器がフィーチャーされて旋律よりも音階や和音の組合せの展開です。基本的には十二音技法でしょう。第三楽章ではミニマル風な演奏も展開されます。最後の楽章が音数が少なくて一番面白ですね。
全体的に映画音楽の様な感じというとイメージが近いかもしれません。実際、映画音楽には現代音楽がよく使われますし、スメラ自身も映画音楽を手がけています。
でも好みから行くと今ひとつかな。
パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Jarvi)指揮、マルメ交響楽団(Malmö SO)による演奏です。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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