バラキレフのピアノ曲をPaleyで聴く

ミリイ・バラキレフ(Mily Balakirev, 1837/1/2 - 1910/5/29)はロシアの国民楽派でピアノ曲が有名。ヴィルトゥオーゾのピアニストでもあった。その代表曲のイスラメイ(Islamey)が入っている本盤はピアノ・ソナタも聴けるので楽しい。
でもイスラメイと並んで有名なのはロシア5人組の一人言う事かな。

ピアノ独奏曲は当然難曲系でロシア民族音楽を元としたロマン派の色合いが濃い。一曲目のイスラメイはロシア国民楽派らしい楽曲だがピアノの難曲の一つ。ソナタ形式で書かれており展開も明確なので聴き易い。ちなみに初演はルービンシュタインになる。管弦楽曲の方が有名だろうけど、それは弟子のセルゲイ・リャプノフ(Sergey Lyapunov)による編曲版。
一曲目が良いので後はどうかと思う感じもあるが、ピアノ独奏曲としては楽しめる。2曲目Fant On Themes From Glinka's や、3曲目Fantasiestuckは楽しい。
2枚目のソナタのセットは代表曲のソナタ(Piano Sonata in B flat minor)が聴けるが、Op.5のソナタNo.1も悪くない。Esquissesは特徴が薄い。Esquissesというとどうしてもアルカンの方を思い出すね。ソナタは幻想的な1楽章から始まり、あまり濃くないマズルカの2楽章、間奏曲の3楽章、超絶曲と言うよりもシンプル音を使った曲構成で楽しめる。Finale最終楽章は民族音楽色の残るバラキレフらしい超絶技巧系に戻って締めくくる。

パレイ (Alexander Paley)はスクリャービンのEtudesでも書いたが旧ソ連モルドヴァ生まれ米在住のピアニスト。少々切れ味が弱いかもしれない。
本2枚組はパレイのバレキレフPiano Works集の1, 2集にあたる。全CDsetがBrilliantから出ており、KOCHからは分割で出ている。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。

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