イブラギモヴァのヴァイオリンで Ravel complete music for Violin & Piano: Lekeu Violin Sonata を聴く

ロシア人Violin奏者, イブラギモヴァ(Alina Ibaragimova)、Pianoは, ティベルギアン(Cedric Tiberghien)。このセットは先日シマノフスキのThe Complete Music For Violin and Pianoで紹介しました。
ここではラヴェル(Maurice Ravel, 1875/3/7 - 1937/12/28)とルクー(Guillaume Lekeu、1870/1/20 - 1894/1/21)を弾いてくれますからワクワクです。そう、ラヴェルはkokotonPAPAの最も好きな作曲家の一人、そしてルクーは昨日紹介した通りですから。

ルクーのヴァイオリン・ソナタは、イザーイの依頼で作曲されイザーイによって初演されていますね。作品的には未完に終わった名曲:ピアノ四重奏曲と同時期の作品です。切れ上がるヴァイオリンとピアノの会話が素晴らしいです。冷たく しっとりとしたロマン派の香りが楽しめますね。彼女の冷たい音色のヴァイオリンがピッタリです。

ラヴェルはヴァイオリン・ソナタの1番と2番と書いてありますが、一般的には1番は1897年の「遺作のヴァイオリン・ソナタ」であり、2番が「ヴァイオリン・ソナタ」と言われますね。
長い1楽章形式の1番は近い年代に作られたピアノ曲 Menuet antique に近い音楽ですね。曲の入りの部分がそう感じられます。ここではピアノのティベルギアンの役割もとても大きいですね。ところどころ、まるでピアノの連弾曲の様です。
2番は三楽章形式です。一楽章はピアノの音がラヴェルらしさを感じさせてしまいますね。もちろん細い音色を奏でるヴァイオリンもとても良い感じです。二楽章はピッチカートと跳ねる様なピアノで調性にも変化が見られる楽しい曲です。三楽章は技巧系。イブラギモヴァの音がもう少し全面に出て来ても良いと思いますね。
ツィガーヌはラヴェルっぽくない曲です。古典的テクニカルなヴァイオリンの香りがします。ピアノが現れてからは舞踏曲の様な展開を見せます。展開のテンポも早く激しさから小音へ、ハイピッチから緩く、そして多少なりの不協和音やメヌエットらしさも挟まれる楽しい一曲です。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kokotonPAPA

Author:kokotonPAPA
.
    




・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





カレンダー
06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ようこそ
カテゴリ
ありがとう