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マーク・パドモアのテノールで『Britten: Serenade for Tenor, Horn & Strings, Nocturne, Finzi: Dies Natalis』を聴く

英人テノールのマーク・パドモア(Mark Padmore) がブリテンとフィンジを歌うCDです。テノールと言うよりも語りに近い楽曲が選ばれていますね。



イギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten, 1913/11/22 - 1976/12/4)は、英国現代音楽を一歩後退させたと言われていますが機能和声の道だけでなく、時に調性を超えるチャレンジもあった様です。
代表曲「戦争レクイエム」「ピーター・グライムズ」と同じ様に、セレナーデ、ノクターンともにテノールが入ります。テノールは実力派マーク・パドモア。ブリテンにはピーター・ピアーズというテノールの私生活をともにした盟友がいて、楽曲にはテノールの入る事が多いですね。
セレナーデは8曲からなる作品で、"テノールとホルンと弦楽の為の"とあります。詩はイギリス人詩人Charles Cotton 他の8テーマを使って、詩人の話であったり諸々ですがパドモアの語りと弦楽にホルンがうまく絡んでいますね。静的な歌詞を聴かせる楽曲で、Bookletの歌詞は助かります。
ノクターンの方はPercy Bysshe Shelley他の詩を引用した8曲からなっています。ここでは多少の不協和音的な流れも見せていて、より語り調になっています。8つの詩は個別に存在して、その歌詞に特別な繋がりはありません。

同じくイギリスの作曲家 ジェラルド・フィンジ(Gerald Finzi, 1901/7/14 - 1956/9/27) のクリスマス。代表作であるトラハーン(Thomas Traherne)の詩による降誕祭(Dies natalis)がどこで邦題クリスマスになったのか? 5曲構成で詩の通り降誕の際の人々の気持ちの高ぶりが表現されています。曲調はブリテンと非常に似ているのですがメロティアスですね。

3曲ともに歌詞は英文でのっているので楽しめると思います。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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