カレヴィ・アホの Symphony No. 8 / Pergamon を聴く

オスモ・ヴァンスカ (Osmo Vanska) 指揮、ラハティ響 (Lahti SO) と言う北欧コンビの Kalevi Aho (1949/3/9 - ) 作品。もちろんアホもフィンランドの現代音楽家だ。お馴染みこのフィンランド・セットは素晴らしい!

「オルガンとオーケストラのための交響曲 8番」は管楽器の響きが突き抜ける楽曲。無調でもセリエルでもなく、不協和音の入る現代的解釈の新古典主義楽曲。先鋭的でスケールが大きく、素晴らしい。
オルガン(エーリクソン - Hans-Ola Ericsson)が入る。アホは協奏曲風に楽器を入れるのが好きだ。エーリクソンのオルガンは宗教的な風合いはなく、カデンツァ的に使われている。そう言う意味ではサンサーンスの3番辺りとはかなり異なる。当然ながらオーケストレーションとよくマッチしている。Epilogueでは一転して静音演奏から消え入る様なエンディング。
ライブで聴きたいな。
ペルガモンはPeter Weissの小説を元にした"語り"主体の楽曲。ヴァイスの「抵抗の美学」から"ペルガモンの祭壇"の引用で、語り手4人とオーケストラ、オルガン(Pauli Pietilainen)が配される。1990年にヘルシンキ大学のホールで初演されている。題名の通り、ナチスを主題とした作品。この手の作品は言葉がわからないと辛い。音楽的にはahoらしい。

それにしてもahoの様な作品が所謂(いわゆる)現代音楽の範疇だけに置かれているのは寂しい限りだ。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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