マクミランのSymphony No.2・Cumnock Fair・Sinfonietta を聴く

以前も紹介したkokotonPAPAの一押しの現代音楽家 James MacMillan (1959/6/16 - ) 。1959年スコットランドのエアシャー(Ayrshire)生まれで今もイギリスで一番の音楽シーンを動かしている一人。彼の管弦楽系のアルバム。演奏は Scottish Chamber Orchestra になる。
一曲目はSimfonietta。5分まではロマン派系の美しい流れ、そこからテーマを同じくして音の構成がアンバランス化していく。そして中盤以降は管楽器の強烈な音の洪水と弦楽器の音の流れの組合せ。ちなみに彼の奥さんLynneに送られた楽曲。
二曲目のCumnock Fairも同傾向の曲で、McNaughtのピアノが入る小曲。
このアルバムのメインは、三曲目の交響曲第2番。マクミランのソナタ作品。第一楽章は風のそよぎと小鳥の囀りから天候悪化、そして雨が降り始める。そんな感じの小曲。第二楽章は、静音と打楽器的な管楽器の配置で展開する。マクミランらしい楽章になる。最後の第3楽章は静音からゆっくりと立ち上がり、弦楽の上に管が乗る様な展開。第一楽章の再現部的な色合い。コーダもなくそのまま静かに終える。

後の二曲は本CDが世界初録音になる。また、交響曲第2番はスコットランドのエア, グラスゴー, エジンバラ, で1999年12月に初演されている。
基本的な作風は、Extraordinary directness, energy and emotional power と表現されている。異常なほど真直で、活力的、かつ感情的な力、と言う事になる。十二音技法を基調とした、不協和音とインパクトの音楽。所々に調性らしきものは残されるので完全な無調の音楽よりなじみ易い。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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