2013年1月21日 セーゲルスタム=読響のマーラー第5番 ★★

デンマーク国立放送交響楽団とのマーラー5番のCDで素晴らしい演奏を聴いたので楽しみにしていました。今日は読響とのセットでした。
そのCDを含めたマラ5聴き較べもご参考にどうぞ。

2013-01-21segerstam01.jpg 2013-01-21segerstam02.jpg

で、演奏はどうだったか。良かったですよ。読響らしい管楽器の華やかさも感じられました。特にホルンは素晴らしかったと言っていいでしょうね。バランスも良く、演奏自体もクセの少ない聴き易いマーラー5番だと思います。

そう、問題はそこなんですよねぇ。セーゲルスタムらしさが殆どなくなっていました。ごくごく平均的な解釈のマラ5。最終楽章の入りだけデンマーク国立放送響とのCDのような個性的な解釈が聴けました。
今回の期待は、あのセーゲルスタムならではの解釈が聴きたかったんですよね。書いた通りで演奏自体、かなり良かったですよ。あらを探せば第一楽章の第二主題の入りでヴァイオリンがフライング気味だとか、スケルツォ後半でホルンが音割れしただとかありますが、そんなのはこの曲で言えばご愛嬌の範疇。
個性的解釈を期待していただけに-1.0ですかねぇ。

昨日のインバル=都響のマラ5との一番の違いはアダージェットの解釈。インバルは情熱的に、セーゲルスタムはクールに。そのスタンスの差は目立ったかな。セーゲルスタムは1994年のCDと同傾向ながら、冷たさは'94年だな。

構成はヴィオラの右翼配置だとか、二楽章と三楽章の終わりに二回もチューニングをしたりとか、変わった事もやってました。
もちろん最後は大喝采と大ブラボー、この曲らしい光景でした。

テーマ : ライヴレポ・感想
ジャンル : 音楽

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