カプースチンの 8Concert Etudes を本人とアムランで聴き比べ

ウクライナの作曲家にしてピアニスト、Nikolai Kapustin (1937/11/22 - ) の "8つの演奏会用エチュード" をまずは本人のピアノで聴いてみましょう。エチュードは練習曲だからね。演奏会用の練習曲と言う事になるぞ。ピアノ曲で言うとEtudeと言うと難曲が多いのでそれを差すと言う事になるのかな。
他の曲も自作自演盤が多いんだけどね。(自演はしないと決めたLastとかを一回出しているけど結局は自演復活!)

当然難曲で構成されてます。とても人気のあった作品だから、細かい事はもういいかな。これがクラシックとジャズの結合だの何だのともてはやされたけど、聴く側の感性やジャズへの憧憬の深さなんかで違うよね。
5.Raillery(冗談)、7.Intermezzo(間奏曲) などは確かにジャイブしているから、いかにもジャズっぽい事は確かだけど。
例えばキース・ジャレットの即興などは本人の思うままに弾いている。そんなのマスターベーションでしかない。と、個人的には思う訳。
それが即興のジャズというなら、スコアがある本作はクラシックで良いよね。しかし なんで、そう分けたがるかねェ。

と、まぁ個人的な見解はどうでもいいとして、こういう曲はなんか壷に入ると惹かれるよね。難曲ながら聴きやすい構成の曲が多いからお薦め。肩の力を抜いて楽しめちゃいます。コンサートのアンコール向きだよね。でも前出の5とか7はやらない方がいいかも。

先日紹介のアムランと同じヴィルトゥオーゾ系の乗りです。
(アムランもカプースチンの同曲CDを出していますね)



えっ? アムラン(Hamelin)の方はどうかって。
しょうがないなぁ。それじゃHamelin盤の 8Concert Etudes ね。
アムランの方が流れる様に弾き、カプースチンの方が跳ねる様に弾くね。アムランは難しいピアノをいつも流麗に弾いている。そしてアゴーギクとディナーミクで調整している感じかな。この場合はオリジナルが相手だから分かり易い。
カプースチンのオリジナルのテンションに対し、アゴーギクを押さえつつ流麗にテクを見せる。それがHamelin(アムラン)盤かな。いつものさりげなきヴィルトゥオーソ、アムラン流。
だから、5.Raillery(冗談)はカプースチンほどはジャジーではない。

個人的には、両方とも良いよ。でも、やんちゃなカプースチンがちょっと楽しいかな。
アムランもEtudesを書いているけど、作曲能力はカプースチンだな。えっ、当たり前?!



Steven Osborne のカプースチンも良いどけ、また今度ね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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