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ルトスワフスキのSymphony No.3、Les Espaces Du Sommeil を聴く

Witold Lutosławski (1913/1/25 - 1994/2/7) はポーランドを代表する現代音楽家。これはルトスワフスキ本人指揮によるBPOとのコラボで、二曲目の眠りの空間はフィッシャー・ディースカウがバリトンで入る豪華版ですね。ルトスワフスキは自作自演を多く残しているので、この3番にも数枚あります。

交響曲3番はシカゴ響からの委託作曲で初演はショルティーCSOですね。技法は十二音技法からのaggregatesとアレアトリーになりますが、曲調としては調性感を残して弦楽器の切れ上がりや、打楽器的な管楽器の音の並びで構成されます。二楽章構成ですが切れ目無く演奏され、最後はとても短いコーダで集結します。金属的・無機質的な音楽。コンサートで聴きたいですね。
眠りの空間はディースカウに献呈されたローベール・デスノスの詩を元にした楽曲。14分強のほぼ全てが歌曲になります。曲調は現代音楽の歌曲にありがちな、楽曲を背景に詩の朗読と言う訳ではなく、非イタリア系の歌曲風でですね。詩の内容は簡単には表せませんが、男性が女性を思う内容です。流石はディースカウといった感じでしょうか。

この二曲の組合せがとても良いですね。現代音楽と構えるよりも硬派のクラシックとでも言うと良いかもしれません。20世紀を代表する交響曲でもあるわけですから。



【後日記】交響曲第3番はエサ=ペッカ・サロネンとの聴き比べで曲構成に沿ってインプレし直しました。→ こちら



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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