N響の現代音楽:「尾高賞受賞作品4」で武満徹のカトレーン、他を聴く

久しぶりにこれを聴いた。NHK交響楽団の前身である日本交響楽団(その前身は新交響楽団)の指揮者であった尾高尚忠を記念して設定された尾高賞。現代音楽に与えられる賞で、これはその受賞曲のアルバムになる。
N響の発足と尾高の死に関連があったのかは定かではないが。
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武満徹のカトレーンは日本の現代音楽を代表する作品の一つ。岩城宏之指揮になる。この曲で代表的なのは、以前書いたドイツ グラムフォンから出ている小沢征爾BostonSO盤がメジャーだが、これも悪くない。それだけ曲がいいと言う事になる。
三曲目の、遠い呼び声の彼方へ! も武満徹の同系統の楽曲で、若干の調性を残されている。二曲とも流れが美しい。

野田暉行のピアノ協奏曲も曲風から言うとカトレーンの方向性に近い。無調ではあるのだが、調性を完全に無視している訳ではない。その分聴きやすい。弱音強打の組合せ。
一柳 慧(いちやなぎ とし)の、空間の記憶。これもピアノ協奏曲になる。不確定性後の作品だが、個人的には前三曲の方が好み。一柳慧がオノ・ヨーコと結婚していた事は以外と知られていない。

最後の尾高惇忠は尾高尚忠の長男。オーケストラワークになるイマージュも完全調性無視では無い。少々半端な感じで、現代音楽家の映画音楽的気配がする。ちなみに本年の尾高賞も尾高惇忠で交響曲 "時の彼方へ" だった。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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