ハンス・ロットの交響曲1番をヤルヴィFRSOで聴く

Hans Rott: Sinfonien Nr.1 が先日発売された。この厄介な曲をどうこなしてくれるのか期待したが、やっぱりロットの曲はヤルヴィでもブラヴォと一部??が同居していたかな。
個人的にはこの曲は f、アップテンポでは祝祭/祭典的華やかさで聞かせるが、p系、スローでは聞き処が今ひとつ明確にならない。演奏もその通りに展開された感じ。重厚と言うよりも華麗な素晴らしい部分に対して、スローで聞き処の薄い部分が感じられた。
それは全体が管楽器主体で構成されているからだろう。特に弱い音の部分はやはり弦楽が主の方が好きだと言う個人的な好みがはっきり現れただけの事。

とは言いながら、管楽器主体の良さはこのセット(Paavo Jarvi - Frankfurt Radio Symphony Orchestra)の魅力と見事にマッチした。華やかさは流石。この交響曲一番は演奏を生で聴いたら素晴らしい広がりだろうなと想像させてくれる。

オマケと言う訳ではないだろうが、Suite for Orchester B-Dur としてフラグメントの短い曲が2曲納められた。こちらにも興味津々だった。ハンス・ロット自身が楽譜をすぐ放棄するので残っていないらしいが、今回は古典的な内容で2曲とも似た展開だった。通して聴くと、まるでアンコールに応えた様だ。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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