オペラ:プラシド・ドミンゴ の シモン・ボッカネグラ

Verdi の Simon Boccanegra を アントニオ・パッパーノ(Antonio Pappano)指揮Royal Opera House Orchestra、主人公をPlacido Domingo での上演。演出はモシンスキー(Moshinsky)になる。2010年6月、ロイヤル オペラ ハウスでのライブ。

ストーリーは例によってロミオとジュリエット パターン。超概要は、仇敵の娘である恋人を失い、二人の間に生まれた行方不明の娘に出会いながら、仇敵との和解=大団円に向かう。そして最後はシモンの死で幕を閉じるという話。見所はタイトル・ロールをバリトンで唄うプラシド・ドミンゴ。
ドミンゴはROHをホームにしているからこそか。

テノールのドミンゴがバリトンで唄うシモンの声が負けがちに聞こえてしまう。テノールのGabriele役 ジョセフ・カレヤ(Joseph Calleja)、バリトンのFiesco役 フェッルッチョ・フルラネット(Ferruccio Furlanetto) との重唱になると不利に感じるな。解説を指揮のPappanoがやっている(DVDの幕間)が、そこではドミンゴはバリトンでもテノールでもなく、ドミンゴの声だと評している。
Domingoファンが購入する比率が高いDVDだろうから、ドミンゴ万歳だろうけど。kokotonPAPA的には"特に"かな。
Ameria役のマリーナ・ポプラフスカヤ(Marina Poplavskaya)は声量も十分なソプラノを聴かせる。線の太いソプラノだ。個人的にはフェリスコ役のフルラネットのスマートな演技と声が好きだ。

作品としては前半の第一幕が少々ダルいが、後半はもちなおして最後はちょっとグットくる。モシンスキーの演出は手堅い感じがするが、少々動きが少ないかなぁ。

最後のカーテンコールではスタンディングオベイションで、拍手が多いと感じたのはドミンゴもさることながら、アメリアの恋人のガブリエレを演じたジョセフ・カレヤかな。顔は悪いが声はいい。第二幕のアリア「我が心に炎が燃える」ではイタリアオペラらしい息絶え絶えでの大拍手を受けていた。

テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

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