高橋悠治の Music from japan vol.1 を聴く

高橋悠治、デビット・バールマンとのコラボ。まずは三曲目の 息と石(Iki to Ishi) ですね。
はなからトーキングでスタートするので、すぐにそれとわかる作品です。現代音楽と言うよりもパフォーマンスの方が、より理解しやすいでしょう。打楽器系の音楽、メロディーラインの様なものは存在しません。それは現代音楽で特に珍しい訳ではありませんが。
この高橋悠治を味わうならば、その考え方が重要となるでしょうね。もちろん聴くだけに問題ある訳じゃありません。でも実験系・前衛系の現代音楽は聴いただけで喜べる物でないのは事実でしょう。

一曲目のTreeはピアノを主体とする中にスチールドラム風の音や電子音がからむ45分にも及ぶ大作。途中(sec.3)からトロンボーンが出現。様々なロコ楽器、もしくは電子音が現れては消えます。単純音の羅列と絡み、もちろんミニマルではありません。全ては言葉・吐息の様です。
二曲目は琴がメインとなる Navigation and Astronomy。これはなじみやすいアンビエントとでも言っていいかもしれませんね。

当然、流しておけば良いという"音楽"とは明らかに違うのは確かです。ちなみに我家では「それはかけるな」的なジャンル。(笑)

佐藤允彦や富樫雅彦と言ったミュージシャンとの競演もありますし。サティ、クセナキス、バルトーク、モンポウと言った現代音楽の作曲家をとりあげる事も多いですよね。サティを聴いて気に入った人が他のを聴いたら全然ダメなんて事はざらにあるでしょうね、きっと。同じ現代音楽でもマニエリスムのサティと前衛のクセナキスを同列に聴けたら驚きです。

一度体験してほしいですね、この手の音楽?!を。それなら、突出した「息と石」はお薦め。もちろんもっと尖った作品から入っても良いのですが、慣れてないと勇気が必要になるでしょう。(笑)
でも、この様なマイナー盤はよほど気持ちとタイミングが合わないと入手は難しいでしょうねぇ。これも「ん、これ買ってみるか?」的な出会いでした。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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