オペラ:ロッシーニの「オリー伯爵」(at メト)を観る

連休中のオペラ鑑賞2つめです。
2011年のメトでの話題の作品。国内でもメト・ライブビューでけっこう話題になっていましたね。これが観られるとは嬉しい限り。指揮はベニーニ。演出は今やメトの顔?、安定感のあるバートレット・シャー。

ストーリーは超簡単に言うとフランス片田舎の小城の主たちが十字軍に出陣している合間に、貴族のオリー伯爵がその城のアデル伯爵夫人に言い寄ろうと企むコメディー。

噂に違わぬ出来だったね。とにかくイゾリエ(オリー伯爵の小性)のジョイス・ディドネイトとアデルのダイアナ・ダムラウ、そしてオリー伯爵のファン・ディエゴ・フローレス、この三人の素晴らしさ。
オリー伯爵のファン・ディエゴ・フローレスが何と言っても楽しい演技。そしてかつ本格テノールだ。kokotonPAPA好みのテノール。日本で観たいなぁ。

機転の利いた演出と展開。それに答えられるだけの配役。バッチリ決まった感じ。日本語字幕がある訳じゃないけど、あらすじさえわかっていれば英文で十分理解できる。さすがにフランス語の方は全然だが。
個人的にはイゾリエ役のディドネイトが好きだな。一幕目のフローレスとの重唱は最高だ。アデルのダムラウもちょっと肉感的すぎるきらいもあるが、二幕でもピンクの衣装はかわいいし、こういうコミカルな作品ではそのアンバランスさが生きたかもしれない。
クライマックスシーンは第二幕のベッドのシーン。前出三人の可笑しくもHっぽくて妖しい気配と歌唱力が発揮される。
今年のメトではフローレスとダムラウで「愛の妙薬」をやるらしい。

DVD1の終わりでのオマケでフローレスが子供が生まれた事を紹介していた。
そんなのも含めてアットホームな感じのメトです。音質・画質共に文句なしです。お薦め!

テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。

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