今更だがピアソラ、 Piazzolla For Two と Suite Punta Del Este

アストル・ピアソラ。タンゴの新世界を切り開き現代音楽の扉を開いた、と言うよりもジャンルを飛び越えてしまった音楽家の一人。kokotonPAPAは大ファン。
これ以上の進歩的なタンゴはなくヌエボ・タンゴとも呼ばれて、旧来のタンゴファンからはボイコットされたと言う曰く付きの作曲家でも有名。しかしクラシックのソリストや弦楽四重奏団、ジャズプレイヤーもピアソラを取り上げる事多々。
我が家では、よく休日の朝にかける。家族は”休みの朝はタンゴ”だって。(笑)
とりあえずkokotonPAPA的と言うか、一般的にも言われる傑作3作(Finally Together ,La Camorra ,Zero Hour)や他の名作は別の機会にして、まずはチョイ変化球を2つ。

まずはギターとフルート、そしてそのデュオのアルバム Piazzolla For Two。ピアソラの持つ一つの面である美しいバラードをギターとフルートがつなぐ一枚。
L'histoire du tango, tango cycle for flute & guitarは、かけていてともて気持ちが落ち着く美しさ。後半は現代音楽の風合いが出てくる。いいよね。
The Four Seasonsは秋/春/冬/夏 という並びがそもそも面白いギター曲。秋と春は似たコンセプトを感じる。冬は美しい楽曲だ。夏は愁いを帯びたフレーズが意外。秋と春が一番起伏があるというのも一興だ。
6 Tango Etudes For Solはフルート曲。じつはフルートは苦手な楽器だ。特にオケではフルートのできの善し悪しがとても気になる。しかし、このフルートのソロはこの楽器の楽しさの一部を伝えてくれる。完全にクラシックの範疇の楽曲だ。テクニカルな曲と言っていいだろうね。この手のは好きだなぁ。
ラストはTango #2、美しいギターとフルートのデュオで終える。難解さもなく素晴らしい作品だね。




バンドネオン(後期)五重奏団による演奏。なんで自分のストックにこのCDがあるのだか、入手記憶が思い当たらない。(笑)
1984年ミラノでのライブ。ライブらしく激しいバンドネオンの演奏からスタートする。バイオリン、ピアノ、ベース、エレキギター、そしてピアソラ本人のバンドネオンと言うquinteto(キンテート)。この後ピアソラのバンドは1989年に再編成、バイオリンを抜いてチェロとバンドネオンをもう一人入れたsexteto(セステート)となる。
バラードあり、情熱的演奏あり、やっぱりライブの迫力を味あわさせてくれる。特に3曲目のVerano Porteno は現代音楽的な入りからタンゴのリズムが刻まれて音の変化も強く引きつけられる。ここからは演奏も好調、波が押し寄せ そして引くようなうねり、ピアソラワールドの姿が見られる。



始めに書いた傑作3作以外にも東京Live('82 ,'84)もすばらしい作品。他にも切りなく名作が並ぶ。
アルゲリッチといいピアソラといい、アルゼンチンからは素晴らしい音楽家がでるね。タンゴという音楽の深遠さを感じる。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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