カール・ニールセンの交響曲4番「不滅」Op.29 を聴き較べてみよう

kokotonPAPAが好きな一曲。管楽器の善し悪しが大きく出来を左右する絢爛な交響曲。

◆カラヤン指揮、 BPO
 この手のディナーミクの効いた出入りの強い曲はカラヤンの得意とする範疇だろう。管楽器と弦楽器のせめぎ合いもBPOの得意とする所で、この交響曲を盛り上げる。Allegroは情熱的に、Poco allegrettoをかなり弱め変化させる。そして一転Poco adagio quasi andanteにはFFで入る。そこまでの振りが大きいのでAllegroは少し緩みを感じる。ディナーミクは強め、アゴーギクも入った演奏。個人的にはもう少しクールの方がニールセンらしい気がするのだが。




◆メニューイン指揮、 ロイヤルPO
 すこし控えめにAllegroにはいる、インテンポながらやや抑えめ。その分、音を明瞭に聞き分けられて広がりを感じる。ディナーミクも若干弱め。そのゆとりがかえって広がりを感じさせてくれる。管楽器群も決し悪くない。
安心感のあるニールセン4番。




◆ イェンセン指揮、Danish Radio PO
 モノラル録音なので少々不利になるかな。速めながらインテンポ。ディナーミクは強め、と言うよりも全体的にF寄りに演奏される。この曲特有のティンパニーの音も張りの強い大きめな音に録音されている。リマスター時の関係かもしれないが、やや高音寄り。ライブ録音で一部で咳も演奏に加わる。弦楽器の切れの良さや、曲構成には面白い処もある。暴れるティンパニも面白く豪快な「不滅」。ちょっと違った風味が好きな人にはお勧め。入手が困難なのが難点かな。

DANACORDレーベルから購入可
nielsenNo4.jpg



◆ラトル指揮、バーミンガム市 SO
 kokotonPAPA的にはこれがマスターピースかな。インテンポで管と弦のバランスも奥行き感も素晴らしい。ディナーミクも大きく振る事は無い。
この曲に求められる要素が詰まっている。録音の良さがフォローしているのも事実だ。美しいニールセン4番。

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他にもあるけど、疲れたからとりあえずここまででかな。^^ゞ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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