Anne-Sophie Mutter のバイオリンでRihmとCurrierを聴こう

「アンネ=ゾフィー・ムター / リーム:ライト・ゲーム、カリアー:タイム・マシン」

人気女性バイオリニストの最近の現代音楽アルバム。先回紹介したヒラリー・ハーンもアイヴィスを取り上げてくれて楽しかった。近年、実力者が現代音楽を演奏してくれるのはとても嬉しい。
今回はヴォルフガング・リームの「ライト・ゲーム」とセバスチャン・カリアー「タイム・マシン」を中心にムターのヴァイオリンとニューヨーク・フィルだ。と言ってもバイオリンのソロが全面的に押し出された作品。ペンデレツキのコントラバス・デュオも挟んでおり、ロマン・パトコロとのデュオも楽しめる。
リームは電子音等は一切使わない。そして無調である。流れる様な旋律が心地よい。一方カリアーのタイム・マシンは緩急を付けながらNYPOと実にマッチしている。特に最終7番のハーモニック・タイムはコンチェルト風で良い。ギルバートのコンダクトも実に合っている。
ムターはベルクやバルトークなど現代音楽のアルバムも残している。リームの「ライト・ゲーム」はムターが世界初演らしいし、同じくムターが本年世界初演したカリアーの「タイム・マシン」。ムターに世界初演を依頼している事もあるのかもしれない。それがカップリングされているんだからね。聴かない理由が見つからない。是非、生で聴きたいゾ!


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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