SF 太陽風交点 堀晃

徳間文庫は絶版らしい。小松左京さんが逝去したので思い出して読んでみた。曰くありの件を思い出した。
1981年に本作品は日本SF大賞を受賞した。当然ハードカバーだが、それは早川から出版されてた。しかし本作品の文庫化は日本SF大賞を後援していた徳間からなされ、早川との裁判沙汰となった。
日本SF大賞は反早川色の強いSF作家達代表の小松左京氏が作った日本SF作家クラブが主催。本作品を第一回の大賞に推奨したのも小松左京氏であったと言う噂も強かったね。現に文庫版の解説は短編レベルの長文で小松左京氏によるものだ。
そんな記憶が強いが、作品自体は所謂ハードSFの短編集。当然、回転するバケツの水 で有名なニュートン力学とマッハ原理の話、等の宇宙物理学ネタが飛び交う、また基本は特殊相対性理論の色合いで出来ているのは言うまでもない。
それに対応して表現される、有機コンピューターとでも言うべき人間の脳をハードと組み合わせて物体としての死を超越したサイボーグor機械の世界。概ねこの展開に二分され構成されている。
30年前だからねぇ、今読むと時代遅れは否めないがハードSF小説としてはこんなものだろうね。当時はブルーバックスの方を良く読んでいたよなぁ。
太陽風交点

テーマ : SF小説
ジャンル : 本・雑誌

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