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『マーラー 交響曲 第5番』 «ネット配信» クリストフ・ケーニヒ指揮/BBCウェールズ交響楽団 2022年3月12日


クリストフ・ケーニヒ | BBCウェールズ交響楽団
(Christoph Koenig | BBC National Orchestra of Wales)
ドイツ人指揮者ケーニヒがBBCウェールズ響に客演したマーラー5ですね。残念ながら両者馴染み薄ですが、どんな方向性を聴かせてくれるでしょうか。
BBC Radio 3の "in Concert" からの配信です。


▶️ BBC Radio 3 in Concert (4/16まで配信される様です)





«ネット配信»
マーラー 交響曲 第5番

ChristophKoenig-Mahler5.jpg
[Live at Brangwyn Hall, 12. 3. 2022]


第一部
これと言った特徴のない主要主題、第一トリオはやや速めですが第二トリオも平均的な流れです。
第二楽章第一主題は揃いが今ひとつ、第二主題も教科書的な流れです。展開部も序奏動機がまとまりに欠けてコントラストも弱いですね。再現部のコラールは締めました。
やや特徴と一体感に欠ける第一部です。

第二部
スケルツォ主題は程良い優美さですがhrが不安定、レントラー主題も優雅なのですが演奏のまとまりが弱く表現しきれない感じです。第三主題オブリガート・ホルンはやはり不安定ですが何とかまとめて、展開部もぎこちなくも切り抜けます。再現部は文字通り再現的、コーダは力技で乗り切りました。
精一杯のスケルツォ楽章です。

第三部
第四楽章主部は緩やかな優しさ、中間部も静の流れでいい感じです。若干締まりに欠けるのですがアダージェットは弦楽奏なので安心して聴けますね。
第五楽章は序奏のhrの後をパウゼする変則、ですが金管がコケます。第一・二主題は体裁を保って、展開部は力感主体で頑張りましたね。再現部山場からコーダでは初めて一体感となった演奏を聴かせてくれました。この最終楽章が一番まとまって良かったですね。


一体感と見晴らしに欠けるマーラー5でしょうか。方向性は標準的で明確なのですが表現力がついて来られません。

オケに余裕がなく'いっぱいっぱい'。管楽器は金・木共に不安定です。これだと感情表現や個性を発揮する構成は厳しいかも…



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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